つぼみ手帳

月間の目標ページを書こう

○月の目標ページを書こう

①「今月大切にしたいこと」は何ですか?

前回の年間スケジュールで、「今年大切にしたいこと」というのを書きました。

この項目は昨年の《つぼみ手帳》にはなかったもの。

そして、【○月の目標】ページにも「今月大切にしたいこと」という項目を追加しました。

 

年間スケジュールの方と同じように

1ヶ月ずつ「今月はこんなことを大切にしてみよう」という軸を決めてみてください。

 

きっとここまで《つぼみ手帳》を書いてきた方は、今挑戦したいことであふれているのではないでしょうか。

ただ、どれだけ工夫しても1日にできることは意外と限られています。

あれもこれもと思っていて結局やりきれないと自己嫌悪を生んでしまうし、

あっちこっち手を出しているうちに「結局私はどうしたいんだろう?」と迷走してしまうことも。

 

それを防ぐために、

「こんな1年にしよう」というイメージを元にして

「じゃあ今月はそのためにこれを重点的に大切にしよう」という軸を1つ決めることをおすすめします。

 

ただし、「こう決めたから」と言って頑なにその軸を守り続けることはしなくて大丈夫。

 

 

「初志貫徹」はとても素敵なことですが、

もしも途中で「なんか違うな」と思ったら月の途中でその軸を変えてもOK。

その違和感に気づくためにも、まず最初に決めておくといい、というだけの話です。

 

違和感なく1ヶ月を達成できたらラッキー!

自分の中の芯がよりしっかりするのを感じていただけると思います。

 

この項目は最初に書いても、先に他のところを埋めてから後で書いてもOKです。

 

私の場合、「1ヶ月をどう過ごしたいか」という妄想を別の紙にめいっぱい広げてから

この項目を書くようにしています^^

 

②「テーマ」と「今月のゴール」を書く

1年のプランニングページの「ゴール」。

 

「テーマ」は【1年のプランニング】で決めた2つのテーマ名をそのまま転記します。

「今月のゴール」はそのテーマについて、今月の終わりにどんな風になりたいかを記入します。

 

ここに書くのは「テキストを20ページ終わらせる!」というようなタスクではなく

イメージを優先させるとワクワクが加速します。

 

「テキストが進んで試験に向けて自信が湧いてきている!

とか

「スケジュール管理がうまくなって心にゆとりができてる

 

というように、
1ヶ月後の自分がどんな姿になっていると嬉しいかを書いておくと、やる気が格段にUPします。

これを書く時にはぜひ、前に書いた【1年のスケジュール】を参考にしてください。

 

③「ゴールのためにできること」を書く

「今月の終わりに私はこんな風になっているぞー!」という理想像が出来上がったら、

今度はその理想を現実にするための具体的な行動を書き出します。

 

ここはイメージではなく、

それぞれのテーマに沿った「できること」=具体的な行動 を1つずつ記入します。

 

これも「1年のスケジュール」、そしてその前のページの「1年のプランニング」を参考にしてください。

 

例:資格試験合格を目指している人

◻︎資格試験のテキストを20ページ終わらせる
◻︎過去問題を1年分解く
例:クローゼットをお気に入り空間にしたい人
◻︎クローゼットの断捨離をする
◻︎理想のハンガーを探す
◻︎ハンガーを購入する
 
 
記入するのは今思いつくだけでOK。
 
1ヶ月の途中で「あ、これも」と思ったらその都度追加してください。
途中で「これは今月はやめておこう」と思ったら一旦保留にしても大丈夫。
 
また、右ページ上には「忙しさレベル」のチェックもついています。
実際の今月の忙しさを予想しながら、
優先順位を考えつつ、無理なくこなせる量のタスクを書いておくのがポイントです。
 
 
 
《つぼみ手帳》だけでもタスク管理はできるようになっていますが、
ここに書いたタスクをさらに細かくしてスケジュール帳に落とし込むことでより行動に移しやすくなります。
 
スケジュール帳をお使いの方はぜひ併用してみてください。
 

④「かなえること」を書こう

 

右ページにある「かなえること」という項目。

この欄は「やらなくてはいけないこと」「すべきこと」ではなく

 

わたしのためのわたしの楽しいこと

 

しか書いてはいけません。

 

それ以外の使い方にルールはありませんので、自由に楽しいことをいっぱい書いてください。

私は「かなえるリスト」からこの月にできそうなことを抜き出したり、
すでに入っている友人との予定や、楽しみなイベントを書いたりするようにしています。

 

⑤「TO DO」を書こう

ここに書く「TO DO」は、いわゆる雑務

 

家族の頼まれごとをしなくてはいけない、郵便を出す、銀行に行く、○○を買っておく…

 

のような

別にやりたくはないけれど、やっておかないと困ることを記入しておきます。

今わかっている分だけでも書いておくと頭の中がスッキリするので

「かなえたいこと」や「挑戦したいこと」により集中できる環境を整えることができます。

 

1ヶ月が終わったら振り返りをしよう

⑤までが書けたら1ヶ月のスタートを切る準備は一旦おしまいです。

1ヶ月間、できることから着実にこなしていきましょう。

そして1ヶ月が終わったら、最後の「できたこと、さらに挑戦したいことを書いてみよう」のワークをします。

いわゆる“ふりかえり”のワークなのですが、

“ふりかえり”というと

 

「できなかった」「もっとこうすればよかった」

と反省文を書き綴ってしまう方が多いことに気づきました。

 

そこで2021年版より「できたこと、さらに挑戦したいことを書いてみよう」と言葉を変更。

できなかったことに目を向けて反省することももちろん大切ですが、

それを悲観するのではなく「次の挑戦につなげる」と捕らえてほしい。

できたことにもっと目を向けて欲しい。

 

そんな私達の想いを込めました。

 

○○だったけど〜〜はできたからよかった!

だから次はもっとこうしていこう!

 

反省とほとんど同じかもしれませんが、

ほんのちょっと言い方を変えるだけでポジティブな気持ちが生まれてきます。

 

この欄を書く時は、まず「できたこと」に目を向けることを意識してくださいね。

 

1ヶ月が終わったら手帳全体の見直しを!

【かなえるリスト】を見直そう

2020年の私のリスト。

 

1ヶ月が終わり、振り返りも済んだところで

一度前のページに戻って【かなえるリスト】もチェックしてみてください。

 

この1ヶ月でかなったことはありませんか?

少しでも進んだことはありませんか?

ちょっと忘れている項目もあるかもしれませんね。

もしかしたら「もうこれはいいや。」と思うリストもあるかもしれません。

 

気持ちは日々変化していくものなので、1ヶ月に1度リストの見直しをして、

自分が本当に望んでいることなのかを今一度見直してみましょう。

 

「かなえたいこと」が他に出てきた場合は、もちろん書き足してOK。

消したり増やしたりしながら、自分が本当に望むことだけを選んでいけるようになったら素敵ですね。

 

1年のプランニング、スケジュールも見直しを!

見直しは「かなえるリスト」だけではなく、プランニングやスケジュールもしてみてください。

1月に「これをやろう!」と思って意気込んでいたことも、進めているうちに「なんか違うな…」と思ったり、気が変わったりすることは絶対にあります。

進んだからこそ分かったことがあるならば、そこから軌道を修正していけば大丈夫。

今一度、1年の最後に自分がどんな姿になっていたいかを思い出しながら、そのためにできることを考え直してみてください。

 

違和感があることは無理して頑張らない。

「なんか違う」という直感は意外と当たっています。

プランどころかゴールやテーマをごっそり変えるのだってOKです!

一番大切なのは、常に理想の姿を持ち続けること。

 

たとえ目的地が変わってもワクワクした気持ちがあれば、新しい目的地にたどりつくことができるのです。

 

まとめ

では、今回のポイントをおさらいしておきます♪

・「今年大切にしたいこと」を軸に、「今月大切にしたいこと」を決める

・それぞれのテーマについて、1ヶ月の終わりになりたい姿をイメージする

・夢を実現させるための具体的な行動を書き出す

・それ以外の楽しいこと、どうしてもしなければいけないことを書き出す

・1ヶ月が終わったら、できたことにフォーカスした振り返りをする

・「かなえるリスト」と「プランニング」「スケジュール」も見直しをする

 
今回はポイント多めですね。
 
でもこれを1ヶ月の最初にしておくだけで、1ヶ月が驚くほど充実したものに。
 

「こんなこと私には無理だろうな〜」と思っていたことも、

こうして書き出してみると意外と達成できてしまいます。

 

ぜひ《つぼみ手帳》を使って、「ワクワク」と「キュン」が詰まった毎日を創り上げてください^^

 
ABOUT ME
桜彩
桜彩
子どもと女性のための進路アドバイザー。 小学2年生の息子・ぴょん太郎と共に、《親子が楽しい教育》を研究しています。 元小中学校教員。 自己分析と読書、エンタメも好きです。 スキあらばMr.Childrenを語ります。