習い事

習い事の”教室選び”でおさえておきたい3つのポイント

以前、「習い事を決める時には【なんのために習うのか】を考えると決めやすくなりますよ〜というお話を書きました。

なんのために習うのか決まった!

何を習うのかもだいたい決まった!

となれば、今度は体験や見学に出向いて通う教室を決める段階に入ります。

 

直感で「ここだ!」と思ってすぐ決められる場合もありますが、

 

あっちの教室はこれがよかったけど、こっちはこれがよかったな〜…

 

となって、結局また迷宮入りしてしまう…というケースもよくある話です。

 

そこで、今回の記事では

実際の教室見学の時にチェックしたいポイントを3、お話していきます。

 

全ての条件がそろう教室に出会えたらかなりラッキー!

そうではない時の方が断然多いので、
何を優先したいかを先に考えておくと、迷いが減っておすすめです^^

教室選びでおさえておきたいポイント

①場所と時間

多くの方が最初にチェックするポイントかと思います。

実際に教室に足を運ぶことで実感できる一番わかりやすい部分です。

候補の教室をピックアップしたら、そこまでの交通手段や所要時間を調べてみましょう。
通うことがしんどいと、習い事は続かなくなってしまいます。

そのときに注意していただきたいのは、
「体験レッスン日」と「実際のレッスン」の時間が違う場合。

道路の混雑具合が違うと通学にかかる時間が一気に変わってしまうので、実際にその時間に行ってみるか、ナビ機能のあるアプリなどでレッスの時間帯の混雑状況をチェックするのがおすすめです。

また、お子さんの睡眠時間を削ったり、学校の宿題の時間が取れなくなるような時間帯の習い事も選びたくないですね。

その道のプロを目指すのであればそういった必要性も出てくるかもしれませんが、
あくまでも習い事はオプションであって、本業は学校(幼稚園)であることを忘れないようにしたいものです。

ただし、ごく稀に遠くまで通う価値のある教室に出会えることもあります。

技術を高められるとか、距離が苦にならないほど子どもが楽しめる!という教室に出会えたのならば、親子で頑張って通うことも1つの選択肢になります。

 

ぴょん太郎
ぴょん太郎
ぼくにも、ちょっと遠いけど楽しいから通い続けているところがあるよ〜!

 

②技術レベル

通えそうな場所と時間の教室を見つけたら、次に習得できる技術のレベルをチェックしてみましょう。

口コミを調べるのも1つの方法ですが、口コミはあくまでもその方の感覚であって、自分が同じ場所で同じ感想をもつとは限りません。
気になるところにはぜひ、一度お子さんと一緒に足を運んでみましょう。

 

例えば「スイミング」を選ぶ時。

もちろん「泳げるようになる能力を身につけたい!」と思って習わせるのですが、
スクールによって教えているレベルは少しずつ違うので、
現時点で「何を目標とするか」を大方決めてくと選びやすくなります。

レベル
 高  水泳選手を目指す

 中  学校で困らない泳力(25mクロール)

 低  水を怖がらないようになる

水泳選手を目指すのであれば、少し厳しいスクールに通った方が早く綺麗な泳法が身につきます。
そういう子が「楽しむこと」に重きを置いているスクールに通うとなると、少し物足りないかもしれません。

逆に、水が怖い子が厳しいスクールからスタートすると、ただ恐怖心を増やしてしまうだけになります。
この場合は少しゆるやかな楽しい雰囲気のところから始めるのがよさそうです。

 

ぴょん太郎
ぴょん太郎
僕は、水泳選手は目指していないけど、泳ぐのが楽しいから楽しいところに通っているよ〜♪
桜彩
桜彩
親としてはもう少し厳しいところで…って思うんですけどね。笑
何よりも本人が楽しそうだし、水泳は健康のためにも長く続けて欲しいので、今のスクールが一番いいんだろうなって思っています。

 

③先生の雰囲気と指導力

体験や見学会の1回きりではお子さんの様子を見ることが精一杯かもしれませんが、
ぜひ先生の指導されている様子をしっかりチェックしてみてください。

習い事は学校と違い、わざわざお金を払って学びに行く場所です。
そこで人間関係によるストレスやモヤモヤを増やすことは避けたいもの。

わが家はこのポイントを一番重視しているので、「この方から習いたい!」と思える先生に出会えるまで色んな教室を見学するようにしています。

大方フィーリングで選んでいますが、「いい先生だなぁ」と思う方々に共通する点があることに気づきました。

一度見ただけでもわかるポイントなので、ぜひチェックしてみてください。

・名前をすぐに覚えて呼んでくれる

・子どもの「こうしたい」を尊重してくれる

・できたことをしっかり褒め、叱り方に一貫性がある(怒りを顔に出さない)

・大人数指導の場合、メインで見ている子以外の様子も横目で見ている

「教える力」もちろん大切なのですが、先生の人間性に重きをおいてチェックする方が親子ともに楽しく通える可能性が高い気がします。

また、スイミング等では級が変わると先生が変わることもありますので、周りのほかの先生の指導の様子もちらっと見ておくことがおすすめです。

それから、親が「この先生いいな」と思っていても、子どもは「あんまり好きじゃない」と言うケースが時々あります。もちろん、その逆も。
先生の人間性や指導力以外に「相性」もあるので、「なんかなぁ」というぼやっとした違和感はぜひ大切にしてください。

子どもが「この先生楽しかった!」というのは長く続けるのに大切なポイントになりますし、
習い事の先生と関わることは人として教わることを増やすことにもなるので、すてきな先生に出会えるとよりメリットの多い時間を過ごすことができます。

 

桜彩
桜彩
私も最初のピアノの先生に出会えてなかったら、音楽の世界には進んでいなかったかもしれないなって思います。

まとめ

では最後に、教室選びでチェックしておきたいポイントをおさらいしておきます。

①通いやすい距離と時間帯

②子どもの力と想いにあったレベル

③先生の雰囲気と指導力

そして何よりも大切なのは、
他の誰かが言う「いい!」よりも、自分たちが思う「いい!」を大切にすること。

習い事や先生との相性は一人一人違います。

ご自身の感覚とお子さんの様子を最優先しながら、3つポイントを教室選びの参考にしていただけましたら嬉しいです^^

ABOUT ME
桜彩
桜彩
子どもと女性のための進路アドバイザー。 小学2年生の息子・ぴょん太郎と共に、《親子が楽しい教育》を研究しています。 元小中学校教員。 自己分析と読書、エンタメも好きです。 スキあらばMr.Childrenを語ります。