ちょこぶろ

私たちの子育てがしんどい理由

子育てはどの世代でも大変です。

でも、それ以上に得るものが大きいから

今日も私たちは頑張れるのです。

 

…ただ、

周りの話を聞いていて

そして

自分自身のことを考えていたときに

ある共通点に気づきました。

 

特にママ。

 

「母親像」の呪縛と

「わたしらしさ」のギャップに

悩んでいる人が多い。

 

私らしく生きたい反面、

自分の母親にしてもらったようなことを子どもにしてあげたい想いもあって。

でもうまくできなくて、しんどい。

 

 

私たちの母親世代は

「女は子育てをして家のことをするもの」

と思っているので

「嫌だなぁ」と思いながらも

我慢するのを当たり前のこととして過ごしている気がします。

 

…だとしたら、

私たちの世代は我慢が足らないのか?

 

 

とか思ったんですが。

 

 

…この理由がわかったんですよ、奥さん!!!

 

 

1980年前後に生まれた方と、

それより前に生まれた方とで

決定的に違うことが1つありました。

 

 

それは!!

 

 

 

家庭科の男女必修化!!!!

 

 

家庭科の教員免許持ってるのに、全然気づかなかったぜ。汗

 

 

現在のアラフォーは、小学校もしくは中学校の途中から

家庭科が完全に男女必修になっています。

 

93年から技術家庭科が完全共修化したので

今年39歳になる方が小学校5年生の最初から共修です。

計算ちがったらごめん。

 

その前は【家庭科は女子のみ】だったんですよね。

男子は技術だけ。

 

男子も一部の家庭科を勉強する…という移行期間はあったようですが、

私たちの親世代は

「家庭科は女の子がやるもの!男の子は技術!」

学校で教えられているんです。

 

…これ、すごいギャップだと思いませんか?

 

「私たちの世代ってなんかグレーだよな…」

とぼんやり思っていた根拠に気づいて

「わぁぁー!」ってなりました。笑

 

 

おばあちゃん世代は戦中または戦後間もない頃。

「男は戦、女が家を守る」世代。

 

その親に育てられた、私たちの親世代も

「男が働く、女が家を守る」の世代。

 

そしてこの20年30年で世の中がガラリと変わり。

 

私たちの世代は

「男も女も関係ない」の世代の先頭。

 

 

今は世の中を引っ張ってくれている世代が

「女は家を守る」教育を受けた世代なので

まだその名残があって当然だと思います。

 

ということは

 

私たち世代が、変えていかなくてはいけない。

 

 

…といっても「行政や会社の改革で社会を変えていこう!」なんていう大きな話じゃないですよ。

 

まずは「わたし」が性差の呪縛をとっぱらって

「どう生きていきたいか」を見つける。

 

そして

「男の子だから」「女の子だから」という教育や躾をしない。

 

これで十分だと思います。

 

男らしさ、女性らしさ、という「性差」を生かすことは「わたしらしさ」でもあるので、これを武器にするのはもちろんアリです。

ただ、性別を理由にした無理強いや、好みや夢を諦めることはしたくない!

 

息子たちの代なんて

「男女混合名簿」が主流なほど

男女差がフラットになっているんです。

 

10年前の常識は、10年後には非常識。

 

…これは夫がよく言っているのですが、

まさにそうだなぁと思います。

 

それに

「私たちの世代って、時代の変わり目を担っているのか〜!」って思うと

ちょっと面白くないですか?♡

 

アラフォー、アラサー世代!!!

先頭切って時代を変えてやろーぜ!!!

 

ということで私は

今日も「わたしらしく」生きたいと思います^^笑

 

今日は30秒で読了は無理でしたね。すみません。汗

ABOUT ME
桜彩
桜彩
子どもと女性のための進路アドバイザー。 小学2年生の息子・ぴょん太郎と共に、《親子が楽しい教育》を研究しています。 元小中学校教員。 自己分析と読書、エンタメも好きです。 スキあらばMr.Childrenを語ります。