こんにちは!桜彩です。
前回までの記事で2回にわたり、習い事をどうやって決めていくといいかというお話を書かせていただきました。
やっぱり実際どんな習い事がいいのか、っていうのも知りたいよね。
ごもっともです!!!!
ということで、今回は具体的な習い事のメリット・デメリットとともに、選ぶ時のポイントもお伝えいたします。
*文中の赤ラインは私が考える「生きるための力」です。
スポーツ系習い事のメリット・デメリット
体操教室
3歳頃から習える教室が多く、たくさんの方が検討される習い事ではないでしょうか。
ぴょん太郎は、年少の夏休み〜幼稚園卒業の2年半続けました。
【メリット】
・運動をする機会が増える
・小学校で必要になる器械体操をプロが教えてくれる
*教室によってはサーキットのみの場合もあります。
・体力づくりになる
・度胸やチャレンジ精神が身につく
【デメリット】
・怪我のリスク
幼稚園の課外教室と大手の体操教室とで検討をし、
わが家は大手の体操教室を選択しました。
幼稚園方が業後にそのまま預かってもらえるので、親としてはその方が楽でしたが、
設備が幼稚園のものに限られてしまうことと、人数が多かった(講師1〜2名に対して園児20名)のでやめました。
月謝は幼稚園の方が少し高かったです。
大手の教室は、
平日クラスなら1回につき5名前後(多くても10名)だったことと、
競技用のトランポリンや平均台など家庭ではできない経験ができること、
コーチは大会に出るような選手の育成をされている方だったことから、こちらの教室を選択しました。
選手クラス以外は「動くことを楽しむ」ことに重きを置かれていたので、ぴょん太郎も最初から最後まで大喜びで通うことができました。
デメリットの怪我のリスクに関しては、スポーツ系ならどれもに当てはまることなのかなと思います。
(ぴょん太郎は2年半の間に怪我をしたことは1度もありません。)
大阪時代は電車で通っていました。
つむじ2つが大爆発のぴょん太郎。
ぴょん太郎は3歳まで両足ジャンプができず、決して運動神経はいい方ではありませんでした。
それが、年中で「逆上がり」ができるようになり、卒園前には「後ろ回り」もマスター。
身長ほどある高い平均台も、最初は大号泣で歩いていたのに、年長の頃にはスイスイと歩いていました。
体操習ってたからかな?
体操教室は卒園と同時にやめましたが、体操で身につけた度胸やチャレンジ精神も、今の息子の基盤になっているなぁと思います。
スイミング
早いと0歳からの親子教室から始める方もいらっしゃるスイミング。
よく聞く習い事第1位!と言っても過言ではありません。
(私調べ。笑)
「みんなやってるけど、やった方がいいの〜?」
と悩まれている方の参考になれば嬉しいです。
【メリット】
・体力、持久力がつく
・水嫌いが克服できる(場合が多い)
・泳ぎ方をきちんと習うことができる
・昇級試験があるので、目標をもって取り組むことができる
【デメリット】
・体力消耗が激しいので、終わると毎回グッタリ
・ガラス越しでの観覧なので指導の様子が分かりにくい
・おやすみをすると取り戻すのに少し時間がかかることもある
スイミングの最初の目的はおそらく
「水が怖いのを克服してほしい。」
「小学校で困らないくらいは泳げたらいいな。」
というものだと思います。
ぴょん太郎は水に対しての恐怖心はなかったので、本人の希望で体操と同時にスイミングを始めました(同じ施設内でした)。
私がカナヅチなので「クロール25mくらいは泳げたらいいよね。」と思って見守っていましたが、
思わぬメリットとなったのが体力強化でした。
そして腹筋の筋が分かります。筋トレは一切していません!
小学校1年生が終わる前に25mクロールの級に合格し、現在は背泳ぎの練習に入りました。
ぴょん太郎は決してうまい方ではないので昇級のペースはのんびりですが、4年近く続けているとこれくらいにはなれるようです。
本人はうまい下手をあまり気にしておらず(気にしてよ)、とにかく泳ぐのが楽しいそう。
毎回500m近く泳がされていても楽しいそうなので、これは長く続けて趣味になるものなんだろうなぁと思っています。
*「体力強化」も「生きる力」ではあるのですが、継続しなければ崩れてしまうものなので、あえてラインを引いていません。
クライミング
体操・スイミングの施設で単発のレッスンを実施していたことがあり、2回だけ受講しました。
長期の経験はないのですが、少し受けて感じたメリット・デメリットを書いてみます。
【メリット】
・恐怖心の克服、度胸がつく
・全身の筋肉を使うトレーニングになる
・段取りを頭の中で考えることができるようになる
【デメリット】
・落下時の怪我のリスク
デメリットに関しては「あえてとりあげた」という感じです。
これを言い出したら何もできません…^^;
ぴょん太郎は5歳になってすぐに2回ほど体験したのですが、
当時は身長より高い平均台にも泣いていた頃なので、上の方に登るにつれ怖くなってしまい、「できないもう無理」を連発。苦笑
同じくらいの子で、ひょいひょいと登っていく子もいました。
高さに慣れてくればかなり度胸がつくだろうなぁと思います。
体全身を使うだけでなく、「次にどこをつかんで、その次の足は…」と手順をどんどん考えていかなければいけないので、頭もしっかり使う競技だなぁと感じました。
教室はあまり多くないかと思いますが、筋力作りにもとてもいい習い事だと思います^^
バレエ(クラシック)
女の子なら一度は憧れちゃうクラシックバレエの優雅な世界。
私は年中から小学校2年生までの4年間習っていました。
当時のことと今になって感じることをまとめてみます。
【メリット】
・体幹と柔軟性が身につく
・動きがエレガントになる
・リズム感がよくなる
・人前で表現する楽しさを知るので、度胸がつく
【デメリット】
・ガニ股になりやすい(骨格が内股気味だと辛い)
・極めてくると、食事等のコントロールが必要になる
・衣装製作やメイクなど、お金と手間がかかる
私自身がバレエをやっていてよかったなぁと思うのは「動き」でしょうか。
指先足先まで気を使うので、なんとなくその感覚は今も残っている気がします。
体幹や柔軟性に関しては継続してトレーニングしないといけないので、今はしっかりありません。(ドヤァ
バレエはスポーツ(運動)要素も多いですが、どちらかというと芸術的な要素が強く、スタイルの維持や衣装代等金銭面で大変なことも多いです。
極めれば極めるほど、ちっとも優雅じゃありません。
「優雅に魅せる」って大変なのよ〜。汗
この部分は、教室や団の方針だったり、習う本人が将来どうしたいかで頑張り度が変わってくるところなので、教室選びが特に重要になってきます。
私が通っていたのは、トゥシューズの試験があったり、本部の試験や団長先生のレッスンを希望制で受けられたりなど、
頑張りたい人は頑張れるし、趣味で楽しくやりたい人はそれなりでいいという、いわば本人次第の教室でした。
そしてトゥシューズ試験前にやめました。♡
「技術」よりも「生きるための力」に注目しよう!
ということで、ぴょん太郎と私の経験から4つのスポーツ系習い事についてお話させていただきました。
結局、「何を習わせたらいいの?」の答えは
「どんな力をつけたいのか」が見つかれば分かる!
ということだと思います。
ただ、お話したように
体操を習えば
「逆上がりができる」以外にも
度胸が身につきます。
スイミングを習えば
「25m泳げるようになる」以外にも
目標達成力が身につきます。
つい目先の「技術」だけにとらわれて習い事を選びがちですが、
生涯にわたって役に立つのはどちらかというと後者の基礎的な部分。
これこそ「生きるための力」だと考えます。
多くの人は、大人になってから逆上がりをすることはありません。
大人になってから25mクロールを泳ぐ試験はまずありません。
小中学校で困らないための一時しのぎの技術を身につけるよりも、
生涯にわたって使える「生きる力」を身につけることも見据えて
ぜひ親子で楽しく「君に似合う」習い事を探してみてください♪
次回の記事では、音楽系習い事のメリットデメリットについてお伝えいたします!